いしかわが菓子処になったわけ

いしかわが菓子処になった理由





 加賀百万石のルーツは このひと 戦国武将の前田利家。

   前田利家


 「 カブト とんがってね? 」

 かぶきもの ってやつよ! カッコイイし!

   前田利家は尾張に生まれて織田信長に仕えてん。

   ほんで北陸地方への司令官のひとりとしてこの地にやって来てんよ。

 「 槍の又左っていわれてたよね 」

 そう! ほんで、努力して、能登金沢の大名になったんやよ。

   金沢の「尾張町」っていう地名も尾張の人たちが移住したからねんね。





   
   そして、前田家 2代目は息子の前田利長。
  
  2代 前田利長

 「 なんやろ? カブト お父さんより長くなってね?

 かぶきものの子は かぶきものなんや! さらにカッコイイし!


   この2代目利長の時に 関ヶ原の戦いがあってん。

   利長は徳川家康に味方して120万石のビッグ大名に!   



   でもこれって、徳川家以外じゃ間違いなく日本一の大名ねんね。

   徳川幕府にとって でかすぎ大名って要チェック対象。   


 「 福島家も 加藤家も 幕府に目つけられて つぶされたよね 」


 そう。 当然 加賀百万石は標的にされて幕府からは無理難題の攻撃!

   でも利長は かわして かわして かわしまくった! 
   
   弟・利常の奥様に 徳川将軍の娘・珠姫(たまひめ)お輿入れ 

   ビバ! 徳川 前田 とっても仲良し!






   
   弟の 3代目 前田利常 は、幕府との絆をさらに強固にし

   加賀百万石を守るため さらなる作戦にうってでるげん!

  3代 前田利常

 「 何したの?」
   
 名づけて 『 鼻毛のばし作戦 』 

 「 はなげ?」


 そう。 鼻毛のばしまくった。

   バカ殿を演じたのよ! 鼻毛ボーンよ! ボーン!

   百万石を確実にするために やらかしたってわけよ!
   時には 江戸城の殿中で露出プレイも…
   幕府もこのロング鼻毛を見て (これならもう安心だな) と。

   そうやって幕府の警戒心をといていってんねぇ。
   ある意味 バカキャラやれるって ステキ。


   
   さらに利常は 「武器?なにそれ?おいしいの?」 とPRするために、

   武治の前田家(槍の又左)  文治の前田家 にチェンジ。

   ここに 加賀百万石文化 が花ひらくことになってん!

   こうして時代は、内乱のない「安心安全な日本」に。


 「 鼻毛のばして百万石か。 これぞ かぶきものの血ってやつだな 」

 利常は 茶道の千宗室など一流の文化人を中央から高禄で招き、
   この地の文化レベルをすんごくアップさせてんよ~ 

   お父さんもお兄さんも千利休の直弟子やったしね。

   武士はもとより町人にも お茶の作法や教養を身につけることを習慣づけ。
   んで お茶請けとして「お菓子」が登場やよ!
   
   次第に普及して、人々の日常生活の中にとけ込んでいきました。

   お菓子屋さんは 加賀藩はじめ大衆にとっても重宝がられ、
   ますます技に磨きをかけ 美味で華麗な和菓子を創りあげていきました。


   今でも石川県では、冠婚葬祭や節目の祝い事、季節の行事、進物などに
   お菓子は欠かせんげんよ~。   



 「 文化が香る加賀百万石。 つーか… 和菓子食べたくなっちゃった



  よし! いまから食べいこっさ!





      石川県にも、つねに新しい時代の風が吹いています。
      風習の変化、ライフスタイルの変化、消費者の嗜好の変化。

      よく考えてみると、歴史とは「変革の連続」。

      強い者でもない、賢い者でもない。
      時代に適応できる者こそが、歴史を作ってきました。

      キラリ 光る技。

      これからも石川のかぶきものたちの挑戦にご期待ください! 




 「 ぜひ カブトはとんがりでお願いしまっす! 」






・お菓子を旅する