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愛される男・修ちゃん、復活 味な二人三脚 石川県小松市

【石川】 老舗復活 味な二人三脚 13年前閉店 小松の和菓子店


愛される男・修ちゃん、復活

老舗復活


石川県小松市で13年前に閉店した大正時代創業の和菓子店「ふたば本店」三代目の中川修一さん(51)が菓子作りを再開し、販売にこぎ着けた。


一時はあきらめた菓子職人の道だが、親交のあったせんべい店店主の長池正さん(52)が手を差し伸べた。折しも新型コロナウイルス禍と重なり、せんべいの売れ行きも厳しい。移動販売で苦境を乗り切ろうと、二人三脚で奮闘している。(長屋文太)







甘いせんべいの香りが立ち込める小松市今江町の「長池彩華堂」の工場。その奥に小豆を煮る新品の大鍋、蒸し器、餅つき機などが並ぶ中川さん専用の作業場がある。「あんこ作りが和菓子屋の命」。小豆は北海道産の最高級品を使う。久しぶりの現場復帰だが「体が覚えていた」と笑みが浮かぶ。

ふたば本店は1922(大正11)年創業。
小松市本折町の本光寺横にあった。初代の中川さんの祖父は、京都の老舗和菓子店で修業し、のれん分けで地元・小松で創業した。やわらかい餅とあんのバランスが絶妙な豆大福が人気だった。

中川さんは店を継ぐため大阪の製菓学校を卒業後、修業しながら店を手伝った。ところが、父の代に移っていた2007(平成19)年に閉店。中川さんは「体の一部がなくなったような喪失感だった」と当時を振り返る。 ごみ収集の仕事に就き、二人の娘を育てた。二人は成人し、2年前には父が他界。人生の区切りが一つ付くたび、「店を復活させたい」との思いが募った。

昨夏、親交があった長池さんに相談した。実は長池さんは、ふたば本店の豆大福が大の好物だった。「場所と店はある。一緒にやろう」と背中を押してくれた。半年かけて計画を進め、工場は5月に改装。6月中旬には氷室まんじゅうを最初に作り、次に名物だった豆大福、酒まんじゅう、どら焼きと次々復活させた。

愛される男 (2)

「彼の作る上品な和菓子を後世に残したい」と長池さん。昔なじみの客は大喜びで二人は手応えを感じた。ただ、あいにくのコロナ禍。観光地客向けのせんべいも不振で、売り上げは一時、八割も減った。「自ら出向くしかない」。7月中旬、近所の幼稚園や会社向けに和菓子、せんべいの移動販売を始めた。
「まさかコロナと重なり、こんなに売り上げが下がるとは。ここまで来たら、頑張るしかない」と長池さんが前を向くと、中川さんも「お客さんに喜んでもらうのが一番。創作和菓子を増やしたい」とあんこ作りに精魂を込める。

水曜定休。問い合わせは長池彩華堂=電0761(23)0761=



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(兵庫県 竹田城跡)




贈呈お菓子
(医療従事者へお菓子で応援と感謝の気持を)



長池正氏、中川修一氏は、石川菓業青年会(石川県菓子工業組合青年部)の卒業生。


長池氏が初代会長、中川氏が4代会長と二人は重要ポストを歴任しました。







中川 修一