読売新聞に掲載 石川の農家と和菓子店ペアで競作 農菓PJ

【平成28年 9月20日 読売新聞】

農家と和菓子店 ペアで競作

石川産野菜の餅菓子など


県内農家が和菓子店と連携し、地元農産物を使った新作菓子を作る「農菓プロジェクト」が話題を呼んでいる。後継者不足など共通の問題を抱えながら、互いの強みを生かしてアイデアを出し合い、魅力的な商品で販路を開拓する取り組み。
地元や東京の一般消費者の投票で商品をランク付けしているのが特徴で、両者とも伝統と看板をかけた真剣勝負に挑んでいる。

2013年春、加賀野菜のサツマイモ「五郎島金時」を生産する金沢市の農家河二敏雄さん(51)と、小松市の和菓子店「河田ふたば」の宮向健也さん(46)が、息子同士が同じ高校という縁で出会い、意気投合した。「互いの長所を生かして本気で遊んでみよう」と商品開発に乗り出した。

それぞれの業界に企画を持ち掛けて仲間を誘い、14年秋、農家と和菓子店で2人1組の計13ペアでスタートさせた。
「どうせやるなら真剣に」と、消費者からの人気投票で各ペアの生み出した商品を順位付けすることが決まると、農家や、和菓子店の看板を背負う職人たちは「あのペアには負けたくない」と目の色を変え、活動の原動力になった。

各ペア同士が熱い意見を交わし、約1年間かけて、金沢産レンコンを使ったプリンや小松産トマトを使った餅菓子など10種類以上の商品が完成。昨秋、県内3会場でコンテストを実施し、農とスイーツのコラボ商品は評判となった。

東京の百貨店「銀座三越」などから声がかかり、8月20~24日には銀座と六本木でも計13商品のコンテストを開催。東京2会場での投票を集計した結果、総合1位には、酒米を使った餅菓子「能登昇龍」(農家=志賀町「ゆめうらら」、和菓子店=かほく市「白千鳥神保」)が選ばれた。

投票用紙には「家族一緒に面白い和菓子を食べられて良かった」「加賀野菜や菓子文化の話は知らなかった。新婚旅行先は石川に決めた」など本県に興味を寄せる声も並んだ。

百貨店からは今秋の催事販売の打診もあるといい、河二さんらは「プロジェクトが全国各地の農家や和菓子店の間で広まり、双方の業界の新たな活性化につながれば」と期待している。

新作和菓子はプロジェクトのホームページに掲載されており、一部商品は各メンバーの店で販売している。


石川 農菓プロジェクト ホームページ

平成28年 9月20日 読売新聞






読売新聞に農菓プロジェクトのことを掲載していただきました。
農業&菓業の両リーダーに直接インタビューしてくださりました。
読売新聞さん、ありがとうございました!




 読売新聞 平成28年 9月20日「石川の農家と和菓子店 ペアで競作」

農×菓(のう・か)プロジェクト