金沢駅の観光案内所利用者数、過去最高を更新する勢い

金沢駅の観光案内所
臨機応変の対応に磨きを




JR金沢駅構内にある観光案内所の利用者数が過去最高を更新する勢いで増えている。
利用者数は今年度に入ってから4カ月余で昨年度の年間実績を上回り、32万人を超えた。

金沢駅構内の観光案内所は石川県と金沢市が共同で運営しており、3月の北陸新幹線開業前に体制や機能が拡充された。利用者数の伸びは観光客の急増を反映しており、新幹線開業に合わせて機能を強化したことは適切な対応であったといえる。
観光案内所が新たに始めたサービスのうち、宿泊施設の当日予約を利用する人は1日平均で10人程度であるが、7月に北陸線の特急列車が台風の影響で運休した日は約100人に増えた。突発事態が発生したときに多数の利用者の要望に対応できたことは心強い。
困ったときに役に立てば石川、金沢の印象はさらに良くなる。夏休みに続いて大型連休のある9月も観光案内所を訪れる人はかつてないほど増えるだろう。関係者は案内の経験を重ねて臨機応変の対応に磨きをかけてもらいたい。
金沢駅構内の観光案内所の体制や機能に対しては、新幹線開業前に県議会や金沢市議会、金沢経済同友会などから改善を要するとの指摘が出ていた。県と金沢市が対策を検討した結果、職員を増やし、窓口の対応時間を拡大して年中無休としたが、利用者の増え方をみると、いずれも急ぐ必要があったことが分かる。
この体制で開業直後は乗り切ることができたとしても、安心はできない。大量、高速の輸送力が生まれたことによって、これまではなかった現象が起こる可能性は今後もある。絶えず現状を点検して改善を続け、もてなしの力を高めていってほしい。
今年のゴールデンウイークに県と金沢市が観光案内所に応援の職員を派遣したのは妥当な対応であった。旧盆に続いて9月の連休でも職員を出す予定になっている。その先も臨機応変に応援態勢を組めるように経験を積んでほしい。

県と金沢市に観光案内の現場を知る職員が増えると、観光に関する施策が充実する効果も期待できる。
県と市は千載一遇の好機に総力を挙げて対応してもらいたい。

北國新聞





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・きまっし石川