北陸の観光地人気 満足度高める工夫さらに 北國新聞

北陸の観光地人気 

満足度高める工夫さらに

北陸財務局が発表した経済調査などで、北陸の主要観光地や温泉地の客数が大幅な伸びを示したことが数字で裏付けられた。観光分野での追い風が景気回復を後押しし、好循環の風が吹き始めたのは心強い。

個人消費は最上級の判断「回復している」が継続された。百貨店やスーパー、大型家電店では高級品が売れ、コンビニやドラッグストアの売り上げが増えている。
外食産業や温泉・宿泊分野での売り上げも右肩上がりで、観光客の増加が消費拡大にも一役買っているのは間違いなさそうだ。

経済調査によると、主要観光地の入込客数、主要温泉地の宿泊客数は「好調」を維持し、生産、雇用情勢はともに高い水準で「回復している」の評価だった。

北陸新幹線の開通が北陸経済にもたらした経済効果はやはり大きかった。
観光地としての人気を長く保ち、リピーターを増やす努力がますます重要になってくる。必要なのは、旅行中に困ったことや不満に思ったことなどを聴き取り調査するなどして、課題を洗い出し、改善することだ。

石川県が北陸新幹線開業直後に行った観光客の意識調査では、県内の旅行に「満足」「やや満足」と答えた人が8割を超えた。観光客がおおむね好印象を抱いているのは喜ばしいことだが、土産物店の接客態度や交通機関のマナーなどには不満を持つ人もいる。北陸旅行の満足度を定期的に調査し、向上させていく不断の努力と、さらなる工夫が求められる。

北陸財務局の調査で特筆すべきことの一つは、観光客の増加が金沢だけでなく、北陸全体に広がっていると推測されることだ。主要観光地4カ所の6月の客数は対前年比で兼六園が27・3%増だったのに対し、輪島朝市は29・2%増、瑞龍寺(高岡)69・9%増、永平寺(福井・永平寺町)30・9%増と、兼六園を上回る伸び率だった。新幹線効果が金沢だけでとどまらず、北陸全体に行き渡るのは好ましいことだ。

北陸を旅して何を不便に思うのか、どんな所に不満があるのか、観光客のニーズを的確に把握し、対策を講じていきたい。

北國新聞





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・きまっし石川