金沢流珈琲タイム 和菓子とセットでもてなし

金沢流珈琲タイム 和菓子とセットでもてなし


全国屈指のコーヒー消費都市であり、和菓子どころの金沢で、和菓子をお茶請けにコーヒーを味わうスタイル「金沢珈琲(コーヒー)」を提唱する取り組みが始まった。日本コーヒー文化学会金沢支部が、石川県菓子工業組合金沢支部青年部「金沢菓友会」と協力し、「和菓子に合うコーヒー」と「コーヒーに合う和菓子」を考案。2月9日に初めて披露する。北陸新幹線金沢開業も見据え、金沢ならではの極上の一杯で観光客らをもてなす。


(北國新聞)
北國新聞

総務省が都道府県庁所在市ごとにまとめた家計調査によると、金沢市はコーヒーに支出する1世帯当たりの年間金額が7027円で全国1位(2009~11年の平均)、購入量は3046グラムで2位(同)となっている。
「コーヒー博士」の異名を持つ工学博士の廣瀬幸雄金大名誉教授(72)は、「加賀藩ゆかりの茶道文化が形を変えてコーヒーを楽しむ習慣につながったのではないか」とみている。
県内で焙煎(ばいせん)豆を販売する企業7社も加盟する日本コーヒー文化学会金沢支部は、茶道文化とともに発展した金沢の菓子文化に目を付け、お茶請けを和菓子にコーヒーを楽しむスタイルを「金沢珈琲」として、売り出すことにした。
岩城紀男支部長によると、提供される金沢珈琲は、多種多様な金沢の和菓子に合うようにあえて味を統一せず、各社が新たにブレンドしたものや、既存のブレンドを改良する。
加盟社の一つ、キャラバン・サライ(保古3丁目)の西岡憲蔵社長は「甘い和菓子には、深煎(い)りで作った苦めのコーヒーが合うと思う。中にはあっさりした味わいのコーヒーを出す店もあるかもしれない」と話す。
喫茶店で提供する際は、九谷焼の珈琲カップに注ぎ、金箔(きんぱく)を散らすなど、金沢ならではのコーヒーを楽しんでもらう計画である。

一方、金沢菓友会に所属する8店舗が協力し、コーヒーにぴったりで、手のひらサイズの食べやすい和菓子を制作している。既存のまんじゅう「珠姫てまり」も金沢を代表する和菓子として、コーヒーのお茶請けに選ばれた。
金沢市のしいのき迎賓館で2月9日に開かれる発表会(北國新聞社後援)では各社が考案した金沢珈琲がお披露目される。
今後は、加盟各社の取引先の喫茶店に協力を呼び掛けるほか、県外のイベントに参加し、金沢珈琲をアピールする。岩城支部長は「金沢を『日本一おいしいコーヒーが飲める街』として全国に広めたい」としている。



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