富士通で講演会 行松旭松堂 行松宏展氏
伝統を継いで気付いた幸せ
~和菓子職人として出来ること~
神奈川県川崎市 富士通 1月20日(金)
講師 行松旭松堂 七代目 行松宏展さん
FUJITSUユニバーシティオープンセミナー 人間を考える
神奈川県川崎市 ユニオンビル
富士通グループ従業員 160名が参加
石川の魅力を富士通グループのみなさんにPR
富士通のみなさん160名一斉による 和菓子作りも
↑ おぉ! 「絆」のデザインが!
富士通本店 神奈川県川崎市
ユニオンビル
こちらの方が オープンセミナーの担当の、
㈱FUJITSUユニバーシティ
ワークライフデザイン支援室 プランナ 坂本美奈さん
㈱FUJITSUユニバーシティ
ワークライフデザイン支援室 室長代理 守谷富男さん
㈱FUJITSUユニバーシティ 顧問 中尾成克さん
朝からの雪にもかかわらず キャンセルなしの人気ぶり
講演会
「伝統を継いで気付いた幸せ」 行松宏展
講師 略歴
飾らず、気取らず、正直
そんな行松さんの人柄がにじむ楽しいトークから始まり、
会場はすぐにおだやかで楽しい雰囲気に。
江戸時代から続く老舗を継いだ理由や
和菓子の歴史的背景、茶道との関係をわかりやすく解説しました。
(ときどきついつい石川弁)
行松さんが失敗や体験を通して見つけてきたもの
それは 本質を見抜く感性。 そして行動力。
和菓子職人になるための修業とは。和菓子の魅力、こだわりについて。
決して自分を飾ることなく、素直に正直に語る行松さんの話に
富士通のみなさんは真剣に聞き入りました。
ほとんどの方が熱心にメモをとっています。
とても意識の高い富士通のみなさんだと思いました。
なぜ多忙な中、和菓子教室を各地で展開しているのか?
「畳」が少なくなってきている昨今、日本の心を伝えていく使命感。
心の奥底から沸き出でる情熱、そしてひととしての感動。
工場長「はまちゃん」こと浜中剛さんも有名人になりましたね!
若い彼が伝統に新風を吹き込んでいます。
「僕の和菓子と彼の和菓子、わかりますか?」
「彼への講師依頼も増えてきて七代目としては実はジェラシーです」
彼ら若者たちの持つ感性、センスを大切にしていきたい。
知識だけでは変化に対応できない時代。
そんなときこそ人間の持つ五感、すなわち人間力が重要になる。
強いだけ賢いだけではなく「適応できる者」こそが新時代を生きぬいていく。
チャンスは必ずやって来る。その時のために、日々準備を。
行松さんの人柄と熱い話に拍手喝采です。
「ここからは富士通のみなさんの五感で勝負の時間です」
全員で和菓子作りをはじめましょう!
行松さん、和菓子作りへ チェンジング。
和菓子作りの準備
行松さんが石川から持参しました。
和菓子講演につづいて
富士通のみなさんが和菓子作りに挑戦!
160名すべての方に作り方を見てもらうために
行松さんは会場の中央へ
カメラで3つのスクリーンに手元をアップに
「寒椿(かんつばき)」を作ります。
くるくると手の中で回りながら包まれていく和菓子にびっくり!
おおおおお~っ!と どよめきと拍手
披露される石川伝統の技の数々
まず2名のチャレンジャーが行松さんと一緒に!
初挑戦にしてはなかなかの腕前ですね!
それでは全員一斉に挑戦しましょう!
寒椿の花言葉は「あなたを愛しています」です。
和菓子をさし上げる方を思いながら作りましょう。
【和菓子における人間の五感】 味わう・香る・菓銘を聴く・みる・さわる
五感を研ぎ澄ます富士通のみなさん
みなさんとっても上手です!
和菓子作り体験を通して、和菓子の素晴らしさ、そして日本の素晴らしさ
を感じ取っていたようです。
質疑応答タイム
みなさんとても和菓子に関心が高く 多くの質問がよせられました。
季節感、茶道の心、日本酒と和菓子、野菜と和菓子、小豆のこし方、
新しい伝統作り、新流通で変わる伝統などについての質問がありました。
中には、石川県へ行ったときのお店の行き方を教えて下さい!等
富士通のみなさんの意識の高さに行松さんも感服!
ひとつ一つの質問にそれぞれ丁寧に答える行松さんでした。
こんなに熱心に聞いてくださりありがとうございます。と行松さん
「このような機会を頂戴し心から感謝いたします。ありがとうございました」
ひときわ大きな拍手
本当になりやまない拍手
いつまでもなりやまない拍手に行松さん、汗・・・「正直うれしいです!」
おつかれさまでした。
【別記事】 当日、行松さんは東北復興支援についても熱く語りました。
みなさんからの声
「人柄がとてもいい」 「石川県へ行ってみたくなった」
「自分の立ち位置を見つめなおせた」 「石川の方言がとてもいい感じ」等々
中尾顧問「とても有意義なひとときになりました」
ありがとうございました。
北國新聞
和菓子教室のために ご一緒した奥様の行松明美さん
FUJITSUの坂本さんを囲んで
同じく石川県から深沢大さんも参加しました。
今回の和菓子のお話や和菓子作りが、富士通のみなさんにとって
しなやかな軸と心の醸成の一助となれば幸いです。
【 行松 宏展 氏 プロフィール 】
( ゆきまつ・ひろのぶ )
1970年石川県小松市京町の老舗和菓子店行松旭松堂(ゆきまつきょくしょうどう)の
長男として生まれる。小松の安宅の関守で有名な加賀国の守護職・富樫一族の流れ
をくむ富樫幸千代(金剛寺行松)の子孫。
金沢大学理学部卒。大学卒業後、京都市の老舗和菓子店亀屋良長の門をたたき厳
しい和菓子職人としての修業の道に入る。5年間にわたり和菓子職人の技をおさめ、
1998年、小松市に帰郷、行松旭松堂の専務取締役に就任。
その後、老舗の7代目として和菓子職人、そして経営者としてさらなる研鑽につとめ、
和菓子作りの楽しさや、日本の伝統文化のPRのために、県内外で「和菓子作り教室」
を開催。
また、茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック長をつとめる。石川菓業青年会
副会長、小松市稚松校下四十歳集いの会会長。行松旭松堂の代表銘菓「雪花糖」は
全国菓子博覧会茶道家元賞受賞。
現在41歳の愛妻家。好きな言葉は「思えば思われる」
行松旭松堂 石川県小松市京町
~和菓子職人として出来ること~
神奈川県川崎市 富士通 1月20日(金)
講師 行松旭松堂 七代目 行松宏展さん
FUJITSUユニバーシティオープンセミナー 人間を考える
神奈川県川崎市 ユニオンビル
富士通グループ従業員 160名が参加
石川の魅力を富士通グループのみなさんにPR
富士通のみなさん160名一斉による 和菓子作りも
↑ おぉ! 「絆」のデザインが!
富士通本店 神奈川県川崎市
ユニオンビル
こちらの方が オープンセミナーの担当の、
㈱FUJITSUユニバーシティ
ワークライフデザイン支援室 プランナ 坂本美奈さん
㈱FUJITSUユニバーシティ
ワークライフデザイン支援室 室長代理 守谷富男さん
㈱FUJITSUユニバーシティ 顧問 中尾成克さん
朝からの雪にもかかわらず キャンセルなしの人気ぶり
講演会
「伝統を継いで気付いた幸せ」 行松宏展
講師 略歴
飾らず、気取らず、正直
そんな行松さんの人柄がにじむ楽しいトークから始まり、
会場はすぐにおだやかで楽しい雰囲気に。
江戸時代から続く老舗を継いだ理由や
和菓子の歴史的背景、茶道との関係をわかりやすく解説しました。
(ときどきついつい石川弁)
行松さんが失敗や体験を通して見つけてきたもの
それは 本質を見抜く感性。 そして行動力。
和菓子職人になるための修業とは。和菓子の魅力、こだわりについて。
決して自分を飾ることなく、素直に正直に語る行松さんの話に
富士通のみなさんは真剣に聞き入りました。
ほとんどの方が熱心にメモをとっています。
とても意識の高い富士通のみなさんだと思いました。
なぜ多忙な中、和菓子教室を各地で展開しているのか?
「畳」が少なくなってきている昨今、日本の心を伝えていく使命感。
心の奥底から沸き出でる情熱、そしてひととしての感動。
工場長「はまちゃん」こと浜中剛さんも有名人になりましたね!
若い彼が伝統に新風を吹き込んでいます。
「僕の和菓子と彼の和菓子、わかりますか?」
「彼への講師依頼も増えてきて七代目としては実はジェラシーです」
彼ら若者たちの持つ感性、センスを大切にしていきたい。
知識だけでは変化に対応できない時代。
そんなときこそ人間の持つ五感、すなわち人間力が重要になる。
強いだけ賢いだけではなく「適応できる者」こそが新時代を生きぬいていく。
チャンスは必ずやって来る。その時のために、日々準備を。
行松さんの人柄と熱い話に拍手喝采です。
「ここからは富士通のみなさんの五感で勝負の時間です」
全員で和菓子作りをはじめましょう!
行松さん、和菓子作りへ チェンジング。
和菓子作りの準備
行松さんが石川から持参しました。
和菓子講演につづいて
富士通のみなさんが和菓子作りに挑戦!
160名すべての方に作り方を見てもらうために
行松さんは会場の中央へ
カメラで3つのスクリーンに手元をアップに
「寒椿(かんつばき)」を作ります。
くるくると手の中で回りながら包まれていく和菓子にびっくり!
おおおおお~っ!と どよめきと拍手
披露される石川伝統の技の数々
まず2名のチャレンジャーが行松さんと一緒に!
初挑戦にしてはなかなかの腕前ですね!
それでは全員一斉に挑戦しましょう!
寒椿の花言葉は「あなたを愛しています」です。
和菓子をさし上げる方を思いながら作りましょう。
【和菓子における人間の五感】 味わう・香る・菓銘を聴く・みる・さわる
五感を研ぎ澄ます富士通のみなさん
みなさんとっても上手です!
和菓子作り体験を通して、和菓子の素晴らしさ、そして日本の素晴らしさ
を感じ取っていたようです。
質疑応答タイム
みなさんとても和菓子に関心が高く 多くの質問がよせられました。
季節感、茶道の心、日本酒と和菓子、野菜と和菓子、小豆のこし方、
新しい伝統作り、新流通で変わる伝統などについての質問がありました。
中には、石川県へ行ったときのお店の行き方を教えて下さい!等
富士通のみなさんの意識の高さに行松さんも感服!
ひとつ一つの質問にそれぞれ丁寧に答える行松さんでした。
こんなに熱心に聞いてくださりありがとうございます。と行松さん
「このような機会を頂戴し心から感謝いたします。ありがとうございました」
ひときわ大きな拍手
本当になりやまない拍手
いつまでもなりやまない拍手に行松さん、汗・・・「正直うれしいです!」
おつかれさまでした。
【別記事】 当日、行松さんは東北復興支援についても熱く語りました。
みなさんからの声
「人柄がとてもいい」 「石川県へ行ってみたくなった」
「自分の立ち位置を見つめなおせた」 「石川の方言がとてもいい感じ」等々
中尾顧問「とても有意義なひとときになりました」
ありがとうございました。
北國新聞
和菓子教室のために ご一緒した奥様の行松明美さん
FUJITSUの坂本さんを囲んで
同じく石川県から深沢大さんも参加しました。
今回の和菓子のお話や和菓子作りが、富士通のみなさんにとって
しなやかな軸と心の醸成の一助となれば幸いです。
【 行松 宏展 氏 プロフィール 】
( ゆきまつ・ひろのぶ )
1970年石川県小松市京町の老舗和菓子店行松旭松堂(ゆきまつきょくしょうどう)の
長男として生まれる。小松の安宅の関守で有名な加賀国の守護職・富樫一族の流れ
をくむ富樫幸千代(金剛寺行松)の子孫。
金沢大学理学部卒。大学卒業後、京都市の老舗和菓子店亀屋良長の門をたたき厳
しい和菓子職人としての修業の道に入る。5年間にわたり和菓子職人の技をおさめ、
1998年、小松市に帰郷、行松旭松堂の専務取締役に就任。
その後、老舗の7代目として和菓子職人、そして経営者としてさらなる研鑽につとめ、
和菓子作りの楽しさや、日本の伝統文化のPRのために、県内外で「和菓子作り教室」
を開催。
また、茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック長をつとめる。石川菓業青年会
副会長、小松市稚松校下四十歳集いの会会長。行松旭松堂の代表銘菓「雪花糖」は
全国菓子博覧会茶道家元賞受賞。
現在41歳の愛妻家。好きな言葉は「思えば思われる」
行松旭松堂 石川県小松市京町
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