「子どもの頃から和菓子にふれて」ものづくりマイスター、小学生に和菓子作り教える

石川県羽咋市 西北台小学校 3年生児童たち

6月21日、地元の小学校にマイスターのお仕事で「出前ものづくり講座」のお菓子作り体験をしてきました。
「あさがお」「バラ」「紫陽花」の3種を一つずつ作ってもらいました。
3年生の子供たちは活発で、いろんな「なんで?」「どうして?」の質問が飛び出し、タジタジになりながら進行しました。
今回はもっと勉強しないと負けちゃうなぁ~の反省の講座でした。
ものづくりマイスター 岡崎欣浩・佐吉庵




ものづくりマイスター 岡崎欣浩氏 (お菓子処 佐吉庵)


お菓子処 佐吉庵 (石川県羽咋市島出町)
夏の暑さに打ち勝とう!石川の夏の風物詩「氷室まんじゅう」


今年も氷室まんじゅうの季節がやってきました!
夏の風物詩「氷室まんじゅう」
江戸時代、ここ加賀藩では、
藩政期から冬場に積もった雪を「氷室」と呼ばれる保冷庫に保存し、
夏場に取り出して氷として利用しながら、幕府にも献上していました。
その際に、無病息災を願って食べていた麦まんじゅうを氷室まんじゅうと呼びます。


麦の収穫期にあたる6月ごろ、
塩味の麦まんじゅうを娘の嫁ぎ先に贈答する習慣があり、
それを元に金沢の菓子店があんを入れて商品化したのが始まりという説もあります。
石川県では毎年7月1日の「氷室開き」の際には氷室まんじゅうを食べます。

金沢市長に氷室まんじゅう贈る 県菓子工業組合(北國新聞)
7月1日の「氷室の日」を前に、石川県菓子工業組合の小出進理事長、同金沢支部の髙木慎司支部長、金沢生菓子専門店会の戸水健司会長らは23日、金沢市役所を訪れ、山野之義市長に氷室まんじゅうを贈った。髙木支部長は「金沢だけでなく、県外の人たちにも味わってほしい」と話した。






7月1日「氷室の日」は氷室まんじゅうを

今年も大盛況 金沢城菓子物語「百万石菓子百工展2016」

金沢城菓子物語
「百万石菓子百工展2016」
(同実行委員会主催、北國新聞社など後援)
2016年5月3・4・5日 金沢城公園三の丸北園地
人気の和菓子作り体験



参加者からは「和菓子の作り方を初めて知った。おいしそうにできたけど、食べるのがもったいない」との声も。




県内各地の和洋菓子の実演販売や和菓子作り体験などで、
大勢の皆様に石川の菓子文化の技と味を楽しんでいただきました。
つきたて餅の振る舞いも





「加賀菓子歳時記」

季節と風情を彩る節供のお菓子








同期間中、金沢駅もてなしドームでの
ラ・フォル・ジュルネ金沢2016和菓子作り体験


今年も大勢のご来場、ありがとうございました!
石川県菓子工業組合

百万石の菓子文化
石川県菓子工業組合
能登の牛乳&京都の宇治抹茶&能登大納言 御菓子司のと屋

今年は夏菓子を早めに作ってます。気温が高いからでしょうね。
毎年恒例の「小竹地区の茂久葉農園」(能登・鹿島郡)の牛乳で流し物を!
京都の宇治抹茶も使って抹茶プリンを作ります。


これに時間を掛けて炊き上げた能登大納言を使います。
少々、糖度を上げて蜜漬けしてあります。

これを乗せて「抹茶プリン」の出来上がり

これから沢山の種類の夏菓子を作って行きますよ~!
御菓子司のと屋 鍋岡 洋

御菓子司 のと屋 石川県鹿島郡中能登町井田
浮き上がるような食感「WATAYUKI」 鶴屋仁三郎

ロールケーキ「WATAYUKI」 鶴屋仁三郎
まるで綿雪の様な柔らかさ。
石川県産コシヒカリ米粉100%で作られたスポンジと生クリームはほんのり甘く大人の方も楽しめる上品な味わいです。
手軽にお召し上がりいただけるよう食べやすくカットしました。

「軽くうきあがるような食感をどうぞ」

鶴屋仁三郎 坂井伸一社長

鶴屋仁三郎 石川県白山市道法寺町
夏の到来を前に「うちわ煎餅」作り最盛期 加藤皓陽堂


涼しげ うちわ煎餅
17日の石川県内は気圧の谷の影響で雲が広がった。正午までの最高気温は珠洲28・3度、輪島27・4度、金沢25・6度などで平年を上回った。
金沢市二口町の和菓子店「加藤皓陽堂」では、本格的な夏の到来を前に、うちわの形をした「うちわ煎餅(せんべい)」作りが最盛期を迎え、涼しげな雰囲気を漂わせた。
従業員は丸形や台形のせんべいに、すり蜜でアサガオやサギ、アユなど花鳥風月の図柄を描き、柄に見立てたつまようじを挿して仕上げた。
北國新聞

加賀志きしの中のうちわの形のお煎餅で季節限定でお出ししています。
北陸の都かなざわは前田百万石の城下町として知られ、さい川と浅の川の二つの清流は森の 都を生み、今も昔の城下町のおもかげを残して心のふるさといわれています。
加賀志きしはもち米を精製加工したお煎餅にすり蜜を化粧引きし、四季とりどりの 花鳥風月の図案をつけ、その優雅さとほのかな和三盆糖がお口に溶け込み、淡白な風味は美術工芸いしかわにふさわしい銘菓として広くご利用いただいています。
手作りで自然乾燥にて一枚一枚丁寧に絵を描いていますので 7月、8月は大変込み合います。
加藤皓陽堂

加藤皓陽堂 石川県金沢市二口町2
伊勢志摩サミット~菓子博を起爆剤に 夢菓子工房ことよ



全国菓子工業組合連合会 菓子工業新聞2016年5月号
伊勢志摩サミット~菓子博を起爆剤に
夢菓子工房 ことよ
初代岡本竹治氏が菓子修行を終え、「ことよ軒」を三重県四日市市に1948年創業。「ことよ」の語意は、よろず、あらゆるものという事で、鮮魚、雑貨も販売する商店であった。2代目の岡本二三男氏時代に、お菓子専門店として「ことよ製菓舗」と改名。現在、3代目の岡本伸治氏が代表取締役に就任し、「夢菓子工房 ことよ」の屋号にて現在に至る。
氏は卓越した技術を有する、業界でも屈指の職人。
日々の仕事はもちろん、名和会(名古屋和生菓子研究会)で研鑽を重ね、後進の指導にも積極的に取り組んでいる。
特に業界内外に氏の卓越した技術を発信したのは、平成14年のTVチャンピオン(テレビ東京の人気番組)である。テーマに沿った菓子作り~工芸菓子で競い、見事優勝を勝ち取ったことが契機となった。また、その後も「選和菓子職」の資格に挑み、8回目のチャレンジで難関を突破する等、技能向上と研鑽に飽くなき探求心を持つ名実ともに優秀な技術者で、経営者である。
岡本氏 その「ことよ」が一昨年の10月に、本店から車で30分ほど離れた閑静な住宅街に、白梅の丘店をオープンした。今回、突然の取材申し込みにもかかわらず、大平あゆみ店長に快くご対応頂いた。
こだわりのみたらし団子(5玉1本)はやや醤油勝ちの香ばしい風味が特徴で、表面がカリッとした逸品。美味しさもさることながら、54円(税込)との価格にも驚かされる。もちろん、白梅の丘店でもそのこだわり実現のため、店内で焼き上げるのは本店と同じスタイルである。白梅の丘店の開店記念銘菓として発売された「みたらしパイ」はサクサクで香ばしい風味。お客様の大半がお求めになるみたらし団子のタレの味を再現し、ギフトでも風味をお届けしたいとの思いからであるという。
また、新店の目玉はお菓子教室。通常、商品や店舗イベントの案内等を展示している3mほどのカウンターが、お菓子教室の受講者のための作業台に早変わり。子ども対象の教室で、社長自ら得意の練り切り細工を披露。氏は人気のキャラクターも巧みに表現するので、受講する子ども達は一層目を輝かせる。
最後に大変多忙な岡本氏にこれからの「ことよ」、菓子業界への思いを聞いてみた。
伊勢志摩サミットを控え、現在工芸菓子を製作中。日本文化のPRのためと、外務省から依頼を受けた三重県が「ことよ」に白羽の矢を立てた。セキュリティーの関係で情報がなかなか公にならない状態で、急きょいろんな指示に対応するのは大変であると語るが、プレスセンターが全菓博会場となる「サンアリーナ」に併設されるなど、菓子博のPRにも繋げたいと意気揚々と取り組んでいる。
さらに、来年の全菓博に向け、シンボル菓子制作部に所属し、総勢30名で歌川広重の浮世絵「宮川の渡」の情景をテーマとして、巨大工芸菓子の年内完成を目指す。その制作部のうち10名が「ことよ」のスタッフであると聞き、「ことよ」の精力的活動には敬服するばかりである。
また、白梅の丘店は、ことよ本店から車で30分と商圏が全くリンクしないエリアであり、他店化する手法としては常套策ではないのでは?と聞くと、確かに苦労を買って出るような手法であるが、白梅の丘エリアは、名古屋のベットタウンであり、大手電機メーカーの大型工場が誘致され、人口も増えている。そして何より、日本で最も子どもの数が増えたエリアであるという。住民同士の繋がりを強化している地域であり、朝の清掃活動や地域イベントに店舗として参加し、地域密着活動にもしっかりと取り組んでいるという。
その甲斐あって、子どもネットワークからの広がりもあると、期待感を表す。業界での技術講習会もさることながら、少子化で担い手不足、人材確保が難しい時代が到来するといわれている中、菓子職人への憧れを抱いてもらう有意義な活動であると感じた。
将来、本店とこの白梅の丘店の間にセンター工場を作り操業を始めることで、しっかりと商圏をリンクさせ、エリアを囲い込むとの展望を持っている岡本社長。
41歳の若さながら、人材育成にも力を注ぎ、自身の菓子製造技術の向上に努め、地域貢献となる営業スタイルを一貫して行っている。「夢菓子工房ことよ」の成長はまだまだ続くものと感じた。

ブロック長がゆく
全菓連青年部 村中洋祐 中部ブロック長
夢菓子工房 ことよ
代表取締役 岡本 伸治氏
三重県菓子工業組合理事
同青年部副部長
全菓博シンボル菓子制作部
梅雨入り 上生菓子「紫陽花」新バージョン 御菓子司むらもと

上生菓子「紫陽花」新バージョン 御菓子司むらもと
一気にお菓子は 夏に向かっていますが・・・
北陸地方にも「梅雨に入った模様である」というすごく曖昧な発表がありました。
御菓子司むらもとの上生菓子「紫陽花」も別バージョンに入った模様です。
錦玉羹を賽の目にカットし煉り切り餡(小豆濾し餡入り)に植え付けていきます。
このままの方が錦玉羹もエッジが効いてて綺麗なのですがただ食べにくいのです。
錦玉羹がこぼれやすいのです。
お店に並ぶ時には最後に無地の透明な錦玉羹を衣がけして仕立ててあります。
こうすれば賽の目にカットした錦玉羹がバラバラになりにくいのでいいのかな~と思うのですが

村本賢治

御菓子司 むらもと 村本賢治 (石川県 白山市鶴来本町)
金沢・うら田 銘菓「さい川」 MROテレビ金沢和菓子さんぽ


MROテレビ 金沢和菓子さんぽ 「うら田の銘菓」
金沢・うら田 銘菓「さい川」






和菓子とコーヒー







必ず人の手を加えて、真心をおとどけできるように心がけてつくっております。
「金沢・うら田」株式会社 浦田甘陽堂 浦田東一 代表取締役社長

株式会社 アンゼン・パックス 尾関 勇 代表取締役社長 対談(月刊製菓製パン)


わたしは、金澤愛好家です。
金沢 うら田 (本社・石川県金沢市御影町)