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戦場で戦った男との出会い 野村佳史

  まず、被災地までご一緒させていただいた仲間に感謝したいと思います。

 「ありがとうございます」

  そして、被災地まで行かせていただいた、家族や従業員にも
  お礼をしたいと思います。

 「ありがとうございます」

  私にとって、この「ありがとう」という言葉を何度も口にし、噛み締め、
  心に刻む旅となりました。



  旅は石川県から高速道路を一晩かけて走らせ岩手県入りすることから始まります。
  盛岡市からは下道で目的地の宮古市に向かいました。
  山越えの道は紅葉が進み、きれいに色づく山々を抜けながら、
  海が見えてくるのを、不思議な心持ちで待ちました。
  車のナビでは、そろそろ、海辺に到着するのですが、さほど震災の傷跡が感じられず、
  岩手の澄み渡った空と色づく葉っぱのトンネルに日常の平和がありました。


  しかし、海が見えてくると同時に、全てが一変します。

10月 被災地をいく 野村事務局長

  テレビで見て、おおよそ想定していたとはいえ、
  その悲惨な灰色の情景を目の当たりにして、言葉は出ませんでした。

10月 被災地をいく 野村事務局長

  被災して7ヶ月が過ぎ、復興に歩き出しているとは思えない、目を覆いたくなる
  その情景に、同じ日本を感じることはできませんでした。



  目的地、田老保育所につくころには、完全に、どこか、別の世界に迷い込んで
  しまったような感覚がありました。
  しかし、活動(和菓子作り教室)が始まってからの子供たちの元気な笑顔は
  日常の平和にある光景であり、先ほどまで感じていた感覚とのアンバランスに
  内面的な平常心を保つことは難しいものでした。

  保育所での活動が終わり、児童館、商業高校の活動と進んで行きますが、
  被災地に来ていることを忘れてしまうほどの素晴らしい子供たちの笑顔が返って
  くることに嬉しさを感じるとともに、人の強さやたくましさも感じることができました。
  しかし、移動するたびに目に飛び込んでくる被災地の現状と眩しいほどの笑顔との
  アンバランスに戸惑うばかりでした。



  夕刻より、岩手県菓子工業組合の宮古支部長小林さんと面会し、私どもとしての
  支援活動をさせていただき、夕食をご一緒させていただくことになりました。
  小林さんと共に、藤田さん、中村さんともご一緒させていただきました。

  特に中村さんとは席が近いこともあり、被災当時の話や、消防団としての話、
  ご家族との話、地域の方の話、経営者としての話など、様々なお話をお聞きしました。
  同じ年代であることもあり、お話の全ての面において引き込まれ、同調し、
  被災地という 戦場で戦った男 として背景を垣間見ることができました。

  熱い感情がこみ上げてくると同時に、日中のアンバランスに戸惑い、見失いかけた
  自身を取り戻せたような気がしました。


  おそらく、被災地現地の情景を見て、その被災規模の大きさから、ただただ圧倒され、
  また、それに反するような素晴らしい笑顔をいただくことで、地震によって被ったで
  あろう事柄を妄想の中で、勝手に巨大化させていたのだと思います。

  しかし、中村さんに直にお話を聞くことができて、膨らんだ妄想の域を脱することが
  できたのではないかと思います。

  私にとって「対 被災地」ではあまりにも大きくとらえどころがないのです。

「対 中村氏」 野村事務局長

 「対 中村氏」とさせていただくことによって、素直に被災地に対して「自分ごと」
  として向き合うことができたのではないかと思います。
  このご縁は必然であり、出会いに感謝すると共に、私にできることを
  させていただこうと感じました。



  東日本大震災の被害は大きく、悲惨な事柄も数え切れないほど、
  あったかと思います。

  ただ、被災規模が大きすぎて、全てをとらえようとするのは困難なことですし、
  全てを助けることは、到底できるはずもありません。

  けれども一人の方に喜んでいただくことは私にもできそうです。

  そういう一人と一人のつながりがたくさん生まれれば、
  東北は早くに蘇るような気がします。

  日本にとって大きな試練となる東日本大震災から復興していくためには、
  日本人としての心と心のつながりが、より強く結びついていくことが大事ではないか
  と強く感じました。

田老保育所の子どもたちと 野村事務局長

  いろんな学びをいただき、ご縁をいただき、自分をかえりみる、そんな旅となりました。
  そして、全ての事柄に感謝のある旅となりました。

  ありがとうございました。


  石川菓業青年会  事務局長  野村 佳史 (のむら農産)







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のむら農産

岩手からのステキな贈りもの

  店内の一番目立つところに


田老児童館の子どもから届いた絵

  10月に和菓子教室を開催した岩手県宮古市田老児童館の
  子どもたちからのお便り


  講師を務めた行松宏展さんのお店 行松旭松堂(石川県小松市)
  店内の一番目立つ場所に飾られています。  
田老児童館の子どもから届いた絵

  ぼくは きらいだった まっちゃが

  すきになりました くうが



  10月 田老児童館にて






  こちらは岩手県の平栗先生から届いた美味しいりんご 

平栗先生から
  茶道裏千家 平栗宗貞(美和子)先生
  ありがとうございます。
平栗先生から
平栗先生から
  みちのく奉仕隊、2月にまたおじゃまいたします!



  行松旭松堂  石川県小松市京町







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行松旭松堂 

浜ちゃん子どもたちから学ぶ

  「浜ちゃん、子供たちから学ぶ」

石川県小松市 白嶺幼稚園


  10月20日 石川県小松市
石川県小松市 白嶺幼稚園
  白嶺幼稚園でお菓子作り教室をしました。



  元気いっぱい年長組40名が対象でした。
石川県小松市 白嶺幼稚園
石川県小松市 白嶺幼稚園


  今日は2種類
石川県小松市 白嶺幼稚園
 「たわわ」と「寒椿」を作ってもらいました。



  白嶺幼稚園の年長組の皆さん、とってもステキです。
石川県小松市 白嶺幼稚園
  浜ちゃんの説明をきちんと聞いた後、黙々と作業を始め、
  次は何をすべきか、どうしたら上手にできるか、
  一人でそしてみんなで相談しながら、一所懸命心をこめて
  上生菓子を作り上げていました。


  さすが来年は一年生になる子ばかり、とてもしっかりしていました。


  その一所懸命な姿勢に学ぶところ、とても多かったです。
石川県小松市 白嶺幼稚園

  先生方も年長組さんの行動を見守りながら、
  上手くできないところは上手に指導されていました。

  先生と年長組さんのおかげで、講師の浜ちゃん、とても助かりました。


  ありがとうございました。


  行松旭松堂  浜中 剛





  行松旭松堂  石川県小松京町








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