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2022年12月1日「二〇〇年羊羹」 れん永昌堂 石川県加賀市

12月1日
200年羊羹  れん永昌堂  (石川県加賀市 山代温泉)






200年ようかん (1)


時は二〇〇年前。

旅に疲れた旅人が泊まる宿もなく困っていた。
あわれに思った男は、旅人を一晩泊めてやった。
旅人は、宿を与えてくれた御礼に、
男に羊羹のつくり方を教えた。
男はあまりの美味しさに心を躍らせ、
羊羹づくりの習得にいそしんだ。
男が学んだ製法技術は代々子孫に受け継がれ、
初代 菓子屋源五郎が「れん永昌堂」の暖簾を掲げた。
創業の地は山代温泉の湯の曲輪。
山代の、今も昔も中心をなす総湯前に店を構えた。

羊羹は、加賀大聖寺藩十万石の前田家にも愛され、
御用菓子商を代々にわたって賜った。
煉り固める意味の「煉」に、
頂点を目指すという「王」の字を加えて
「瑓(れん)」と書く。
その名は、前田家より授かったものである。
以来「加賀銘菓 れんの羊羹」は、
二〇〇年の歳月を超える。
旅人の美味は代々の子孫によって受け継がれ、
いまなお多くの人々に親しまれている。





200年ようかん (2)
オープン (2)
200年ようかん (3)
生まれ変わる (4)
200年ようかん (4)





れんロゴ

「れん永昌堂」の歴史

「れん永昌堂」は江戸後期から現在まで、
大聖寺十万石前田家の家紋「梅鉢(うめはち)」とともに
以来200年伝統の味を守り続けてきました。

そこには曽祖父の5代目と、金沢藩学校を出て、5代目とも交流があった、
「東方 芝山(ひがしかた しざん)」が密接に関わっています。

れん歴史

—名に込めた思い—

明治になると平民にも苗字が許されたことや、
当時の情勢「東京遷都(とうきょうせんと)」から
「羊羹の王になる志」などの意味を込め、
王へんに東の「瑓」という名をつけました。
そして、東方 芝山が「ながく栄える建物」
と意味を込め「永昌堂」と命名しました。

こうして、様々な思いを込められた二つ名は、
「れん永昌堂」と今日まで広く親しまれています。
創業以来二百年間、代々家伝の製法を受け継いでいる
当店自慢の羊羹をぜひ口にしてみてはいかがでしょうか。



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200年
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れん永昌堂  (石川県加賀市 山代温泉)









れん
1819年(文政2年)創業 れんの羊羹  (石川県加賀市山代温泉)



2022年12月1日 加賀市 れんの羊羹リスタート 


れんの羊羹 瑓永昌堂

もてなしのカタチ 和菓子「梅もなか」 加賀市 れん永昌堂

北國 山代
北國新聞


れんの羊羹 瑓永昌堂